漢なら勝負は相手の土俵で
よーっし!荒川ーーーーっ!
心の準備はできたかぁぁぁ!
うっす!三井さん!準備はOKです!
細貝社長、今日は絶対負けませんからね!
え、ここで勝負するんですか?コースもないのに?

コースなんて必要ありません!
道なき道を切り拓く。それが本物の男!
ただ・・・私は持病により医師から激しいスポーツを止められています。
そう、医師は鋭い眼光で私に向かってこう言うんです。
『あなたは爆弾を抱えている。絶対に無理をしてはいけない。万が一、私との約束を破り激しいスポーツをした場合、三井さん、わかってますね?ポロリでは済みませんよ♪』とね!
ひぃぃ!!!恐ろしいっ!!!・・・ということで、本日は私の代わりに
荒川がお相手いたします。
(絶対うそだな。)
しかしこんなに熱く語って自分で勝負しない
という・・・何というテキトーさ。

大丈夫です。
私の魂はもうすでに荒川の中にいます。
うっす!三井さんのソウルを感じるっす!!
ファイヤァァァー!!!
(もうなんでもいいや...。早く済ませて帰ろう。)
ちなみに本日行う種目は『ボブスレー』です!
ボ...ボブスレー?!
ほぉー、私に喧嘩を売っているようにしか聞こえないですね。
ひぃっっ!
だ...大丈夫だ、荒川ぁっ!焦るな!
お...お前の腰に付いているボブスレーは私自慢のものだ!
きっとお前に力をくれるだろう。
あ、あと細貝社長にも、マシンを用意してきたので
お使いください。
いやいや、遠慮はいりません!
わかりました。売られた喧嘩は買いますよ。(ボキボキと手を鳴らす)
しかもボブスレーで挑もうとは...日本初国産ボブスレー開発プロジェクトの中心人物として、この勝負受けて立とう!!
では、勝負だっ!
それでボブスレーで競うと言っても
どこで
行うんです?
氷もないし、ましてやここは平地。
ふふふ、テキトーな私でもそのくらいは
計算していますよ。
決戦の地はここです!
そして細貝社長の乗るボブスレーはこちらです!
この男、本物のテキトー男だ・・・
テキトーを通り越して下町ボブスレーの品格が・・・くぅ・・・。

これは真剣勝負。
荒川!テキトースタイル三井チームの本当の実力を見せてやるのだ!
うっす!
風を切って音速スピードでぶっちぎりますよ!
ズボンは脱ぎませんけどね...。
ふふふ・・・
下町ボブスレーを甘く見ないでくださいよ。
臨むところです!
負けるな、荒川ぁぁぁぁあああっっ!
もちろんです。
この勝利を必ず三井さんに捧げます。
勝ったら強く抱きしめてください!
(えっ!?抱きしめる!?そっち系?)
では、下町ボブスレーの実力、見せて
あげましょう。















