若者に伝えたい大切なこと
ということで、細貝社長。
ひとまずお弁当を食べながら下町ボブスレーのことを詳しく聞きたいのですが。
そもそも下町でボブスレーを作るきっかけとなったのはなんだったんですか?
あれは今から2年前だったかな。
私の会社の所在地である大田区の産業振興協会の職員さんがボブスレーの寸法図を持って現れたんですよ。
今までボブスレーといえばフェラーリやBMWなど外国の高級車メーカーがメインに製作をしてきたんです。

なるほど。高級車ブランド。
いかにも早そうなイメージですもんね。
そうなんです。
ただ、日本人の体にはあっていないんですよ。
あくまで海外製なので。
まさに帯に短し襷に長し!
そう...、いや、意味がわかりません...。
ちなみに前回の冬季五輪は政府の事業仕分けによって予算が削減されていることもあって、ドイツ代表が払い下げた中古のソリを改良して競技に臨んだらしいです。
でも国を代表して戦う選手には高性能のソリを用意したいじゃないですか。
うんうん、ボウリングで例えると、マイボウルを使うのとハウスボウルを使うのでは平均スコア随分変わりますからね。
三井さん。たまにはいい例えするじゃないですか。
世代なんでね。
マイボウルにマイシューズ、おはようボウリングって言ってね、
早朝だと割引が効いて安くてねぇ・・・。
そうそう、スターボウルはいつも見てましたよ。
中山律子、そう”りっちゃん”にはしびれたなぁ!
三井さん・・・。

あ、すいません。ほんの少しだけ話が脱線しちゃいましたね。
続けましょう。
ところで、何故大田区が国産ボブスレー開発を行っているんですか?
産業振興協会の方が持ってきたからって訳でもないですよね。
そうですね。
まずは、プロジェクトを通じて日本企業の不得手と言われている、ものづくりの基礎を築いて、世界に日本のものづくりの将来性を示すとともに、日本の若者にものづくりの面白さを感じてもらいたいと思っているんです。
なるほどー。
若者に伝えていくことも大切ですからね。
そして何故大田区が国産ボブスレーの開発を行っているかと言うと、ランナーと同様に低摩擦化技術が必要になる風力発電や炭素繊維強化プラスチックと金属部分を融合させる技術が必要になる航空機などの産業に、大田区の中小企業が参入する第一歩だからということが言えます。
なんだか難しい単語がいっぱい...とりあえず、今後大田区の中小企業が航空機などを製作することを考えているから一任されたってことですよね。
そうですね。
決まった!俺...たまには良いこと言う。
見てたか?荒川!
三井さんのお言葉はいつでも私の胸に響いてます。
もうシビレっぱなしっす!
おう!
ところで荒川、最近あっちの方はどうなんだよ。
うひひ。辞めてくださいよー。
自分、プレイベートは仕事に持ち込まない
主義なんで!
おいおい!
1週間も前から勝手にプライベートに
密着しといてよく言うなぁ!
あのー・・・続き話してもいいですか?
え?あ!すみません。(汗)
荒川!邪魔をするんじゃない!
でね。大田区の中小企業にはホンダのF1の部品を作ったメンバーもいるんです。
だから負けない製品を作ることができるという自信があります。
え!あの世界のホンダのDNAが大田区にあったとは!
なるほど...そのすごさはさっきレースで身をもって
実感しました。
恐るべし、下町ボブスレー。
いや、あれは、ただのソリですから・・・。
五輪までは時間が少なく、製品開発や選手たちの面でも課題は多いですが、我ら大田プロジェクトとして日本を代表し、下町ボブスレーで世界の高級車メーカーに
挑みますよ!

じーーーーん。感動しました!
私は下町ボブスレーを応援します!
あ、ありがとうございます・・・。
















